という事がふと気になった訳ですよ。
フェロモンとか物質としては同一のものな訳ですからね。同一の物質で社会生活を営むタイプの昆虫(例:アリ・ハチ)はどうやって仲間か否かを判別してるのだろうと。
間違えたりしないのかなとか、間違えた場合どうなるのかなとか。
なんてことをツイッターでつぶやいたら次のようなページを教えてもらいました。
アリの社会とコミュニケーションこちらによるとアリの場合は、体表面にあるワックス類の成分の組成比(成分の割合)が集団毎に違うというのです。
すべての昆虫の体表は、クチクラワックスと呼ばれる油で覆われている。その油の主成分は分子量の大きな不揮発性の高級炭化水素類が占めており、構成している成分組成に種ごとの特異性が認められる。アリが他のアリや昆虫の体表に触角でふれ、その後攻撃に移るのは、体表炭化水素組成の違いを情報として使っているからなのである。
(中略)
同種異巣の体表炭化水素組成を比較した結果、同種であるためその組成はまったく同じだが、組成比に大きな違いが認められた[図3]。また同巣の個体間では、その組成比にはほとんど差が認められなかった。しかしこのコロニー特異的な組成比は遺伝的に決まったものではなく、同巣個体でも生合成される組成比はそれぞれ異なっていることが明らかになった。そして以下にあげる少なくとも三つの方法で、巣仲間間でその体表炭化水素組成比の統一が計られていることが明らかとなったのである。
1――女王アリの集合フェロモンにより引き起こされる巣仲間の密なる集合の結果、直接接触による体表成分の混和と均一化が起こる。
2――アリは常に自分自身や他個体の体表面のグルーミングを行っていることが観察されるが、その結果舐めとられた体表成分は、頭部にある後部咽頭腺と呼ばれる貯蔵器官に集められ混ぜられ均一化が計られた後、再度グルーミングの機会に自分自身や他個体体表面に再塗布される[図4]。
3――さらに後部咽頭腺内の成分は、アリがよく行い社会性昆虫の特徴でもある仲間どうしの栄養交換の際にも受け渡しされる。
これらの結果をふまえて、コロニー臭の正体は、コロニー特異的な体表炭化水素組成比の違いであることが明らかとなった。(上記リンク先より引用)
クチクラワックスは葉っぱの表面を覆っているものでもありますよね。昆虫の表面もこれで覆われています。高級炭化水素の「高級」とは、炭素の数が多いという意味で、高価・安価という意味ではありません。たとえば石油、特に重油に含まれる炭化水素も高級炭化水素です。
また組成とは混合物の構成の事で、組成比はその割合ですね。カフェオレの組成はコーヒーと牛乳で、組成比はその割合。
集団に属する個体毎に生まれつき共通してるというわけではなく、社会生活の営みの中で共通化していくということで、この辺はなんだか人間社会に似通ってる感じがしますね。最初は生まれた直後の世話されてるなかで共通のワックス成分を手に入れていくことになるのかな。
てことは違う種類のアリの卵なんかをいれておいたらどうなるんでしょう、と思ったけど卵にも違う種類のアリのワックス成分がついてるでしょうから食べられるだけですね、きっとw
昆虫の触角がもつセンサーは実に素晴らしいですね。
アリの場合は接触による判断ということですが、ハチなどの様にフェロモンをたどって飛ぶ昆虫はこんどは所属する集団が発するフェロモンの組成を捜しながら飛ぶという事になるんでしょうかね。匂いをたどりながらふらふら飛んでるのは知っていたけれど、組成比の区別をつけながら飛んでるとまでは思ってなかった。
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ところでハチといえば最近ミツバチの顔つきが非常にかわいい事に気づきました。
花の蜜を集めてるところをみかけたら、じーっと見る事はありますが顔つきまではなかなか観察できませんからねぇ。写真万歳。
転載元ほら、超かわいい!!
転載元凛々しい顔つき!頭に着いてる花粉がチャームポイントですよ。
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